「シンプルの中にある奇抜」というコンセプトのもと、服を着るという習慣の中に加え、毎シーズン取り上げたテーマに沿って、既製服への概念を取り払うことを追求。
基本情報
- banal chic bizarre (バナル シック ビザール)
- デザイナー 市毛綾乃 中川瞬
- 国 日本
- 立ち上げ時期 2002~
banal chic bizarreは、市毛綾乃と中川瞬に2002年に設立されたブランド。ブランド名の由来は、「banal」は「シンプル」、「chic」は「上質」、「bizarre」は「奇抜」という意味。
そのコンセプトは「シンプルの中にある奇抜」というもの。服を着るという習慣の中に加え、毎シーズン取り上げたテーマに沿って、既製服への概念を取り払うことを追求しています。
そのコンセプト通り、従来の洋服に一捻り加えたデザインが特徴となっています。
2010年秋冬より市毛綾乃が脱退したが、2017年秋冬コレクションより市毛綾乃がデザイナーに復帰。7年振りにデュオの形で取り組む事になっています。
他にもリメイクライン「banal chic bizarre Re:product」、デイリーラインの「banal chic bizarre S.S.A.W」、も存在しています。
またそれぞれのデザイナーが別のブランドを立ち上げています。
市毛綾乃によるレディースブランド「綺羅」、「NON TOKYO」を、中川瞬によるメンズブランド「EMPERART」を立ち上げています。


代表アイテム ボンテージパンツ ヒールブーツ
そんなbanal chic bizarreの代表アイテムはボンテージパンツとヒールブーツです。
ボンテージパンツ

最近どこのブランドもこぞってリリースしているボンテージパンツですが、banal chic bizarreは定番アイテムとして素材を変えてリリースしています。
シルエットは使いやすいテーパードシルエット。デザインもごちゃごちゃせずミニマル。丈も短めでコーデに合わせやすいアイテムになっています。
値段も高くなく、素材等によりけりですが約2.5万円ほどです。
なのでボンテージパンツ入門にはこちらのボンテージパンツがおすすめです。
ヒールブーツ

またヒールブーツも定番アイテムとしてデザインを変えてリリースされています。ライダースを模したデザインやセンタージップ、マルジェラを意識したペンキ加工などマイナーチェンジを繰り返しリリースしています。
またヒールも高く、アイテムにもよりますが7~8cmとエディ期サンローランのヒールブーツに負けず劣らずの高さとなっています。
サンローランチックのスタイルやモードなスタイルにも使えるデザイン。値段は4~5万円ほどとそこまで高くないのでおススメです。
定価の値段帯
トップス 約1~4万円
ボトム 約1.5~4万円
アウター 約3~8万円
シューズ 約2~5万円
中古相場
そんなbanal chic bizarreの中古相場ですが、定価もそこまで高くなく、知名度もあまり高くないため安い傾向です。Tシャツで1000円以下も珍しくなく、トレンドに合わない奇抜なデザインは安くなっています。またユニセックスやレディースも多く存在するため安くなっていると思われます。
そのためデザインの良いアイテムが安く出品されていたり、メンズのアイテムがレディースに安く出ていることもあるのでぜひチェックしてみてください。
あまり中古の流通はしていませんが人気のボンテージパンツはモデルにもよりますが約1万円前後、ヒールブーツは色やデザインにもよりますが約1~2.5万円ほどで取引されています。
ちなみにEMPERARTの方は全くと言っていいほど見かけないので相場が安定していません。
banal chic bizarre 楽天 ZOZOUSED メルカリ
古着バイヤーが見つけたおすすめアイテム
今回ご紹介するアイテムはこちら!
ショートダッフルにロックなZIPが施されたデザインのアイテム。
形が独特でいかにもデザイナーズブランドのアイテムといった印象ですね。
値段がかなり格安で3,839円 (税込)なのでぜひ気になった方はチェックしてみてください!
あと、これもおススメです。
2000円ちょっとと安すぎるくらいなので見つけた方ラッキーですよ!
多分転売できます(笑)。ぜひチェックを!
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