CASEY CASEY
ビンテージ生地やパーツを使い、手洗いや手染め、手縫い、絞りなどの独自の技術を駆使し長年着古して捨てられない服、経年劣化した服の風合いを表現。
そうして着ることで自分らしさの服へと変化していく、作り手の温もりがわかるブランドです。
このブランドの基本情報やデザイン、人気アイテム、中古相場まで大解説!
基本情報
- CASEY CASEY (ケイシーケイシー)
- デザイナー ガレス・ケイシー
- 国 フランス
- 2002?~ (名称変更)2013~
CASEY CASEYは、ガレス・ケイシーが作るフランスのファッションブランドです。
略歴
元々CASEY CASEYは「CASEY VIDALENC」という名前でブランドを立ち上げていました。そのブランドの時期はイギリス人のガレス・ケイシーとフランス人のフィリップ・ヴィダレンクがユニットを組んで作品を発表していました。
CASEY VIDALENCの作風は、ビンテージの生地やボタンを巧みに使い、ハンドメイドで丁寧に作られています。そしてコットンからウール、シルクまで洗いをかけます。それにより独特な雰囲気をもたせるというもの。

しかし、相方であるフランス人のフィリップ・ヴィダレンクが退社してしまい、残ったガレス・ケイシーがディレクションするCASEY CASEYへと名称を変更しました。
特徴
そうして始まったCASEY CASEYですが、前身ブランドのCASEY VIDALENCの作り方を踏襲しています。

「タイムレス・快適・リラックス・機能的」をテーマに、ビンテージ生地やパーツを使い、手洗いや手染め、手縫い、絞りなどの独自の技術を駆使し、ヴィンテージ加工を施すことよって、もともと愛着を持って着こまれた空気感、ヴィンテージ感のある服を一点一点丁寧に手間をかけて生産しています。
そうすることで大量生産では味わう事のできないアートとも言える唯一無二を作り出しているのです。
またデザイナーのガレス・ケイシーは「愛着を持って着続けた服は、たとえボロボロになっても思い出とともに大切にされる」という考えがあり、長年着古して捨てられない服、経年劣化した服の風合いを、洗いや染めによって表現しています。さらに着た時のシルエットは抜群で、動いた時の美しさも計算し、最終的に服を着る人らしさに仕上がるようにという願いもあるとか。

代表アイテム ペーパーシャツ
そんなCASEY CASEYの人気アイテムはペーパーシャツです。
・ペーパージャケット

ペーパーと名前が付くだけあって紙のような質感の生地を使用した長袖シャツ。
こちらはアトリエで、ツイストとウォッシュを手作業でかける事により、最初から洗いざらしで着込まれた様な雰囲気を出しているシャツ。
手入れも気にせず適当に着て、適当に洗う、、そうすることで生まれる自分オリジナルのペーパーシャツを育ててみませんか?
その加工と綺麗な素材、シルエットに魅了されること間違いなしの一品です。

定価の値段帯
ハンドメイド、独自の加工方法など凄く値段は高いです。しかし、それでも余りある洋服の魅力があるのも確かです。
トップス 約3~8万円
ボトム 約5~10万円
アウター 約10~25万円
中古相場
さて、そんな中古相場ですが、世間認知度は低いものの、ファンも多く、定価も高いので中古も総じて高い傾向。しかし、定価から考えるとお得なものも多く、定価10万を超えるジャケットも2~6万円で買うことができます。
元々USED加工をしていることもあり、中古でも気にならないものばかリなので、このブランドを体感するには丁度良いかもしれませんね。
ちなみに、前身ブランドのCASEY VIDALENCは知名度の無さ、ブランドが終了しているため、CASEY CASEYよりも一、二回りほど安い傾向です。
作り方等はほぼ同じなので、まずは安いCASEY VIDALENCの方から手を出すのもありでしょう。
個人的おススメアイテム
私が個人的にこれはっ!と思ったものを紹介します。
こちらの前身ブランド、CASEY VIDALENCのジャケットです。
知名度の無さ、使用感を感じるデザインから安くなっているのでしょうか。税込み8532円とすごく安い。他のリユースショップでも2万以上ついてたりするのに(笑)。独自の染め方、パッチワークとすごくカッコいい。個人的にはこれを着て、下はビンテージの少しあせたパンツをはいてジャケパンスタイルをしたいところです。
URL
ZOZOTOWN