CLAMP
伝統あるワークやミリタリーと現代的な素材やパターンで ”繋ぎ止めた“ 「新旧融合」をテーマにフリーサイズのみ展開するブランド。
ワンサイズのみ展開することで、着る人によって着た時の見え方や着方が変わるというもの。あえてサイズが選べないことにより、ヴィンテージショップで出会った奇跡の1着を、自分ならどう着こなすかを考えさせる。
このブランドの基本情報やデザイン、人気アイテム、中古相場まで大解説!
基本情報
- CLAMP (クランプ)
- デザイナー 男女ユニットのデザインチーム
- 国 日本
- 立ち上げ時期 2015~
CLAMP(クランプ)は2015年に立ち上がった男女ユニットのデザインチームブランドです。
CLAMPは普遍的なワークウェアやミリタリーウェアがクリエイションの軸に据え、スタイリングの中で性別や、テイストなど一見繋がりの無いような色々な物事を”繋ぎ止める”。
なぜなら、CLAMPは日本語でいうところの“かすがい”を意味します。

かすがい【鎹】とは
1 材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、両端の曲がった大釘。
2 人と人とをつなぎとめるもの。「子は鎹」
3 戸締まりの掛けがね。
「―も錠 (とざし) もあらばこそ、その殿戸、我鎖 (さ) さめ」〈催馬楽・東屋〉https://dictionary.goo.ne.jp/jn/40978/meaning/m0u/
この名づけからわかる通りCLAMPは「何かと何かをつなぎとめたい。」というコンセプトでものづくりを行っています。
伝統あるカルチャーであるミリタリーやワークのデザインをソースとして、現代のマテリアル、 パターンメイキングで新旧をつなぐ。 そうして古くから伝わる実用着を現代的にモディファイすることで、現代ビンテージとでもいうべきアイテムを作っているのです。

そしてCLAMPの服はフリーサイズのみというサイズ展開です。
それはまるでヴィンテージウェアのように着る人によってバランスは異なり、正解とされるサイズ感も無いという独特な特徴を持っています。

なのでビンテージウェアを見つけた時の、自分ならどう着こなすか、どう合わせるかを想像させてくれます。
ちなみにElephant Blanc(エレファンブラン)と同じ会社のゾオロジクが出しています。
代表アイテム Jacket 09
そんなCLANPの人気アイテムはミリタリーアイテムです。その中でも人気のあるのがアウター類です。
このJacket 09は毎年定番で出ているアイテム。素材はイタリアの名門リモンタ社のナイロンを使用しています。そのため独特の発色とマットな光沢感は高級感があり、そして温かい。
フリーサイズですが短めの着丈と、長めの袖というサイジング。ジャストサイズで着こなせる方はフライトジャケットのように着ることができます。
定価の値段帯
トップス 約1~4万円
ボトム 約2~4万円
アウター 約2~7万円
中古相場
そんなCLAMPの中古相場ですが知名度は高くないものの、ロフトマンや吾亦紅など名セレクトショップで取り扱っていることもあり、そこそこ高い傾向です。
なかでもアウター類は人気が高く、2万円超えることは珍しくないです。
フリーサイズ展開が主なのでパンツはあまり高くつきません。おそらくウエストがデカく、着るのが難しいからだと思います。
古着バイヤーが見つけたおすすめアイテム
今回ご紹介するアイテムはこちら!
定価を考えると安いと思ったのがこのスウェードレザーのコートです。
ドシンプルでミニマルなホワイト、もはやルメールのアイテムと言われても遜色ないアイテムです。
こんなカッコいいデザインが12,980円 (税込)なので激安です。気になった方はチェックしてみてください!
参考中古価格
- トップス 5000~10000円前後
- ボトム 4000~10000円前後
- アウター 20000~40000円前後
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