BALENCIAGA【デムナによるストリート路線で人気爆発!プレタポルテから始まった歴史あるブランド】

BALENCIAGA

 

デムナによるストリート路線で人気爆発!プレタポルテから始まった歴史あるラグジュアリーブランド。

このブランドの基本情報やデザイン、人気アイテム、中古相場まで大解説!

BALENCIAGAの基本情報

ブランド名BALENCIAGA
デザイナークリストバル・バレンシアガ・エイサギーレ(1914~)
ミッシェル・ゴマ(1986~)
ジョセフュス・メルキオール・ティミスター(1992~)
ニコラ・ジェスキエール(1995~)
アレキサンダー・ワン(2012~)
デムナ・ヴァザリア(2016~)
スペイン⇒フランス
立ち上げ時期1914~

 

BALENCIAGAは1914年にスペインで立ち上げられたラグジュアリーブランドです。

1937年のスペイン内戦の影響でフランスのパリ8区ジョルジュ・サンクに本店を移転し、それ以来パリを本拠地としています。

元々BALENCIAGAは既製品の洋服を作っていない、デザイナーによるオートクチュールが始まりでした。

 

定価の値段帯

Tops約¥30000~
Bottoms約¥50000~
Outer約¥100000~
Shoes約¥100000~
SSENSEで商品を見る

 

BALENCIAGAの特徴

anasac.com

 

BALENCIAGAの特徴といえばこちら。(デムナ期)

①ストリートウェアの要素

近年のBALENCIAGAのコレクションではストリートウェアの要素を取り入れられています。

大胆なロゴやグラフィック、カジュアルなスタイリングが特徴であり、ファッションとストリートカルチャーの融合を表現しています。

これにより若い世代やストリートファッション愛好家からも支持を受けています。

 

②テクニカルなアプローチ

BALENCIAGAはテクニカルなアプローチも特徴の一つです。

素材の選択や独自の縫製技術によって、洗練された仕上がりと優れた機能性を実現しています。

独自のファブリックを備えたアウターウェアやソールを重ねたテクニカルなディテールを備えたスニーカーなどがその一例です。

 

③アバンギャルドなアプローチ

BALENCIAGAは伝統的なファッションの枠にとらわれることなくアバンギャルドなアプローチを取り入れた斬新なデザインを展開しています。

時には非対称なデザインや奇抜なプロポーション、意外な素材の組み合わせなど予測不可能な要素を取り入れることでファッション界に新たなインスピレーションをもたらしています。

 

これらの特徴が他のブランドとは一線を画しており、常にファッションの最先端を走り続けています。

その斬新さとクオリティの高さが多くのファッション愛好家やセレブリティに支持され、ブランドの存在感を際立たせています。

 

 

BALENCIAGAのデザイナー

①Cristóbal Balenciaga Eizaguirre (クリストバル・バレンシアガ)

basquemagazine.com

 

初代デザイナーはクリストバル バレンシアガという人物です。

彼は快適さや実用性を損なうことなく、エレガンスの源、自尊心、美しいスタイルを実現した「贅沢」なモノづくりをおこなっています。

今でこそよく聞く立体裁断など当時には革新的な手法でその地位を着実に上げていきました。

 

当時はChristian Diorと二分するほどの人気でしたが、Diorがプレタポルテ(既製品の服)で大成功を収めます。

一方のBALENCIAGAは自身の作りたい服が作れなくなるとプレタポルテに手を出さず、オートクチュール一筋を貫いていたため知名度に格差がついてしまいます。

 

そんな彼の完璧な作品と時代を先取りする能力は「巨匠」や「クチュール界の建築家」と二つ名を持つほど。

時代の変化にも色あせることなく、今なお色褪せない輝きを放っています。

 

ちなみにココ シャネルは彼のことを「ドレスのデザイン、裁断、縫製を一人ですべてこなせる本物のクチュリエは彼だけだ」と評しました。

また元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの妻、ジャクリーンなど名だたる人物がバレンシアガの服を購入していました。

 

経歴としては以下の通りです。

  • 1895年、スペインの漁村に生まれる。
  • 1919年、スペインのギプスコア県サン・セバスティアンにブティックを開店。
  • 1937年、パリのジョルジュ・サンク通りにクチュールメゾンに移転。
  • 1968年、デザイナーを引退、全店閉店を決める。
  • 1972年、死没。

 

余談にはなりますが教え子にはユベール・ド・ジバンシー、オスカー・デ・ラ・レンタ、アンドレ・クレージュ、エマニュエル・ウンガロ、ミラ・ショーンなど名だたる人物ばかりです。

 

②Michel Goma(ミッシェル・ゴマ)

us.fashionnetwork.com

 

1987年、バレンシアガのデザイナーに就任したミッシェル・ゴマはフランスのファッションデザイナーです。

彼は20歳という若さでクリスチャンディオールやジャンヌラフォーリーに見出された人物です。

 

その若さながらもミッシェル・ゴマのレーベルを立ち上げ、大ブレイク。

そのコレクションは世界中で人気を博し、ゴマの作品はヴォーグ、ハーパーズバザー、ロフィシエルの表紙に掲載されるほど。

 

またかなり昔になりますが日本で人気のデザイナーでした。

伊勢丹デパートのブライダルウェア、アイウェア、ラゲッジコレクションをデザインしたり、日産から新型車のデザインを依頼されるなどの活躍を見せています。

 

そうして1987年にバレンシアガのプレタポルテを立ち上げるにあたりクリエイティブディレクターに就任します。(1968~1987年までは香水のみでブランド展開していた。)

しかし結果はあまり良くなかったみたいです、、

 

ちなみにバレンシアガのデザイナー認知がかなり低く情報規制されているのか疑うレベルです(笑)。

それだけダメだったということかもしれませんね(笑)。

 

経歴としては以下の通りです。

  • 1932年、ランスのモンクラボーで生まれる。
  • 1951年、Jeanne Lafaurieで働き、最終的に会社を買収。
  • 1963年、彼はこの会社を閉鎖、ジャン・パトゥのデザイナーに就任。
  • 1987年、バレンシアガのデザイナーに就任。

 

③Josephus Melchior Thimister(ジョセフュス・メルキオール・ティミスター)

thetimes.co.uk

 

1992年にバレンシアガのデザイナーに就任したティミスターはオランダのデザイナーです。

彼はかの有名なアントワープを卒業した人物です。

卒業後はカールラガーフェルドの下で働いたりジャン・パトゥのオートクチュールを経験。

 

1992年にミッシェル・ゴマの後任としてバレンシアガのデザイナーを就任します。

ですが彼も余り結果が出ずわずか3年で退任します。

 

ちなみにミッシェル・ゴマとティミスターの物は現在でもあまり人気が無く、よくあるライセンスものですのであまり面白くないです。

 

④Nicholas Ghesquiere(ニコラ・ジェスキエール)

fashion-press.net

1995年よりバレンシアガのデザイナーを務めたのがフランス出身のデザイナー、ニコラ・ジェスキエールです。

彼は15歳時点で有名ブランド各社にスケッチのサンプルを送りつけ「agnèsb.(アニエスべー)」から夏休みのあいだ働いてみないかという誘いがあったという天才的な人物です。

学校を卒業してからは「Jean PaulGAULTIER」で働き、21歳で独立します。

1990年中ごろにバレンシアガのライセンスラインを担当。その経験を経て若干26歳という若さで1997年よりバレンシアガのデザイナーに就任します。

 

彼の織り成すアイテムは創設者クリストバル・バレンシアガからの引用が多数登場したことで話題に。

さらにそれに加えて自由な発想と、モダンでシャープな作風で伝統を継承したことによりかつての栄光を蘇らせました。

 

ちなみにザ・ファーストと呼ばれるエディターズバッグが爆発的人気を誇りました。

 

 

経歴としては以下の通りです。

  • 1971年、フランス生まれる。
  • 1990年、ジャンポールゴルチエのアシスタントとして働く。
  • 1997年、バレンシアガのデザイナーに就任。
  • 2013年、ルイ・ヴィトンウィメンズコレクションのデザイナーに就任。

 

 

⑤Alexander Wang(アレキサンダー・ワン)

mag.sixty-percent.com

2012年にニコラの後任として任命されたのがご存じの方も多いアレキサンダーワンです。

彼の紹介はAlexander Wangの記事の際に詳しく解説しますので今回はバレンシアガ時のみ解説します。

 

アレキサンダー・ワンによるBALENCIAGAは黒を基調としたアーバンスタイルを展開。

ワンらしいミニマルでスポーツを取り入れたラグジュアリー感をBALENCIAGAの伝統的である華美なデザインにミックスし絶妙なバランス感でブランドを演出しました。

 

かなり評価されていましたが2015年までの短い期間で契約満了につきデザイナーを離れます。

 

ちなみに13AW~16SSまでのアイテムがいわゆるWANG期と呼ばれるものです。まあ高騰しているわけではありませんがそれでもカッコいいアイテムが多いです。

 

 

⑥Demna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)

sourcingjournal.com

2015年にアレキサンダー・ワンの後任としてVETEMENTS(ヴェトモン)のデザイナーであったDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア)が新任アーティスティックディレクターの座に抜擢されます。

デムナの詳しい解説はVETEMENTSを執筆した際に詳しく解説しますのでここではバレンシアガに焦点を当てたいと思います。

 

デムナはアントワープを卒業後、メゾンマルタンマルジェラ、ルイ・ヴィトンにて経験を積み、ラグジュアリーストリートブランドとして有名なヴェトモンを立ち上げた人物です。

 

そんな彼がバレンシアガのデザイナーに抜擢されたニュースは世間にどよめきを与えました。

というのもバレンシアガと言えばクリストバル・バレンシアガが積み上げた無駄な線をそぎ落とし、どこまでもシンプルで美しい、というものでした。

 

しかしデムナはそんなイメージを一新し、ご存知デムナによるラグジュアリーストリート路線へとシフト、世界に衝撃を与えます。

彼の作るバレンシアガは何もヴェトモンの焼きまわしという訳ではなく、バレンシアガのアーカイブを丹念にひもとき、クリストバルによるクラシックなシルエットを尊重しつつ、自由奔放な発想で再構築しています。

 

そんなデムナによるバレンシアガは大盛況。

しかし、トレンドというのは一度盛り上がると下がるまでがセットです。それは今までのファッションの歴史からも明白。

今後のバレンシアガはどうなるのか、注目していきたいところです。

 

ちなみにデムナは2019年のまで兼任していたヴェトモンを去り、デムナの弟であるGuram Gvasalia(グラム・ヴァザリア)がヴェトモンのデザイナーに就任しています。

 

 

BALENCIAGAの代表アイテム 

①Triple S (トリプルエス)

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ダットスニーカーといえばの代名詞ぐらい人気なアイテム。偽物も多く出回り、パクリもといオマージュもバンバン多数、本物はプレ値が付くほどの人気でした。

 

ランニングシューズ、バスケットシューズ、トラックシューズの 3 つを掛け合わせたソールが特徴のアイテムです。

ソールがかなり分厚く6cmほど身長を盛れます。

 

ちなみに今では出回りも多く、中古で3万程度に落ち着いていますので気になった方はぜひチェックしてみてください。

 

 

またトリプルエス以外にも Track(トラック トレーナー)や Runner(ランナー)、Speed(スピード)も人気です。

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②ロゴアイテム

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一目でバレンシアガと分かる大胆なロゴなアイテムが人気です。

ストリートかつラグジュアリーなアイテムは一枚でスタイルが決まる便利な代物。

定番のロゴ T シャツやフーディーは勿論、ダメージ加工のものや気の利いたメッセージ入りのものなど多種多様なアイテムをリリースしています。

基本的にオーバーサイズのモデルが多いものの、比較的スリムな型もあるので好みの一着が見つかるかと。

 

BALENCIAGA バレンシアガパーカー メンズ【中古】【古着】

 

③バギーパンツ

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バギーシルエットのパンツも人気の高いアイテムです。

裾を引きずるレベルで長い丈かつオーバーサイズのシルエットが特徴のアイテム。

デニムやジャージ素材など色々な素材や加工でリリースされています。

 

 

BALENCIAGAのコラボ

①BALENCIAGA×adidas

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23SSにてadidasとコラボレーションを行っています。

 

uptodate.tokyo

 

人気の三つ葉ロゴやスリーストライプをメインにアパレル、シューズを展開。

特にトリプルエス、スピードのAdidasバージョンが大人気です。

 

BALENCIAGA(バレンシアガ) サイズ:L 23SS ×adidas ロゴ刺繍 プルオーバーパーカー ブラック 712396 TNVA9【中古】【程度A】【カラーブラック】【取扱店舗原宿】

 

 

②BALENCIAGA×Gucci

 

グッチの創設100周年を記念してバレンシアガとコラボレーション “The Hacker Project”を展開しました。

グッチのシグネチャーアイテムをバレンシアガの視点で独自に再解釈したアイテムを披露。

uptodate.tokyo

 

 

 

③BALENCIAGA×Yeezy×GAP

vogue.co.jp

 

2022年に「YEEZY GAP ENGINEERED BY BALENCIAGA」をリリース。

カニエらしいディストピア感のあるアイテムを販売していました。

 

 

 

 

BALENCIAGAを着た有名人

①カニエウェスト

hypebeast.com

NIGO®︎が手掛ける新生KENZO(ケンゾー)のコレクションに来場した際にバレンシアガのデニムパデッドジャケットを着用。

 

バレンシアガ BALENCIAGA デニムジャケット【中古】

 

 

②登坂広臣

pinterest.jp

ALCHEMISTのTシャツにバレンシアガのライダースを合わせる登坂広臣さん。

 

 

 

 

③ ジヨン (G-DRAGON)

pinterest.jp

衣装にてバレンシアガのスウィングデニムジャケットを着用するジヨン。

 

 

ちなみにこのスウィングをパクったリメイクアイテムもありますので中古で買う場合はよく確認しましょう。

 

 

pinterest.jp

 

またトリプルエスも着用されています。にしても色合わせとか流石のカッコよさです。

 

 

 

BALENCIAGAの中古相場

中古での値段帯

Tops約¥10000~
Bottoms約¥10000~
Outer約¥10000~
Shoes約¥5000~
Accessory約¥5000~

 

BALENCIAGAを中古で買う場合

中古相場ですが大きく高いものと低いものに二分する傾向です。

年代の古いもの、特にスポーツラインやレディースが安く、肩パッド入りジャケットなど3000円もいかないレベルです。

一方で人気なのが現BARENCIAGAのアイテム。Tシャツで4万したり、デニムジャケットのロゴ入りなどは10万近くします。

先述したトリプルエスは人気がかなり落ちたのか3万くらいに落ち着いています。

 

ちなみにアレキサンダー・ワン期のアイテムなどが安く出ていることもあるのでおススメです。

 

BALENCIAGAを売る場合

このブランドを売る際ですが高く売りたいのであればメルカリなど個人間取引や宅配買取がおススメです。

ただメルカリなどは売れるのに時間がかかる場合がございます。早く手放したい場合は宅配買取を申し込みましょう。

ちなみにキガエルが高価格で買い取ってくれるためおススメです。

 

 

気になった方はページ下部にてご一読ください。

 

 

古着バイヤーが見つけたおススメアイテム

相場を知り尽くした元リユース古着店の僕が見つけたおススメアイテムがこちら!

 

ニコラ期のテーラードジャケットです。

 

恐らくこのサイトに来られる方は感度が高い方かと思いますのでそろそろエディ期のDiorなど探している方も多いでしょう。

そこでお勧めなのがこちらのニコラ期のアイテム。

 

ピークドラペルにクルミボタンと2000年初期らしいアイテムです。

ミニマルかつスリムなシルエットがカッコいいですね。

ぜひ気になった方はチェックしてみてください!

 

BALENCIAGAを取り扱っているショップ

公式ショップにて取り扱いがございます。詳しくは下記公式サイトよりご確認ください。

 

ストア | Balenciaga

 

外部サイト

公式サイト

FASSION PRESS

Farfetch

ZOZOTOWN

楽天

 


中古通販サイト

楽天

ZOZOUSED

メルカリ

 

 

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某リユースショップの口コミ

東京都:山田 花子(20歳・女性)
せっかくたくさんの量を持っていたのに安すぎる。


大阪府:鈴木太郎(30歳・男性)
査定時間が数時間待ちで長すぎる。

 

 

こういった口コミどおりの経験はないでしょうか。

 

店員の知識不足による価格差、人気店やピークタイムの込み具合などどうしても付きまとう問題です。

 

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東京や大阪などの都会でよく見かけるハイセンスなアイテムを多数取り扱うリユースショップとしてお馴染みのお店ですね。

 

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①鑑定士の圧倒的な査定キャリア
②無料査定に往復の送料、キャンセル料金まで全部無料!
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