blackmeans 【レザーのファクトリーブランドから生まれた日本独自のハードコアパンクブランド】

blackmeans レザーのファクトリーブランドから生まれた日本独自のハードコアパンクブランド。リアルクローズドとはかけ離れた世界観を展開し、その独自性が人気を生んでいる。
このブランドの基本情報やデザイン、人気アイテム、中古相場まで大解説!
基本情報
- blackmeans ブラックミーンズ
- デザイナー 有賀 ‘ani’ 貴友.
- 国 日本
- 立ち上げ時期 2008~
blackmeansは皮革製品のOEM生産をはじめとする「有限会社ヴァード」が2008年に立ち上げたブランドです。
コンセプトは「ブランドのルーツでもあるJapanese Hardcore Punkの視点から、既成概念にとらわれることのないファッションやスタイルを創造・提案していくこと」、自分たちの中に存在するパンク、モーターサイクル、民族、ハードコア、モードといったあらゆる要素を単に統合させるだけでなく、
日本人が持つ独自性、パンクやハードコアに由来する攻撃性、今を生きる人としての前衛性を意識した物づくりを追求している。
そのコンセプトからハードコア・パンクのファンが多く、日本のインディーズカルチャーとマッチし人気を博しています。

blackmeansでは、有賀を含むメンズスタッフ3名、レディーススタッフ1名、小物類のスタッフ1名の計5名で活動しており、一人のスタッフが、1つのデザイン、加工をすべて手がけている。そのため、大量生産はできませんが職人のこだわりや一点一点違う風合いなど男心をくすぐるものがあります。
また、レザーの加工には一点一点手作業によるエイジング加工が施されたいます。手で仕上げるレザー加工は、大量生産することができないので、世界的にみても数少ない技術なのです。
blackmeansの特徴は、レザーを使ったパンクでハードコアなアイテムや日本らしい般若心境をデザインとして取り入れたジャケットやシャツ、法被を現代風にアレンジしたジャケットなど、日本を意識したものが多くあり、リアルクローズでないアイテムも多く存在します。
blackmeansの作るなかでも面白いのが小物です。デザインならぬ“ネタ”を出し合って生まれたアイテムがあり、レザーを使ったおにぎりケースやバナナケース、メリケンサックのライターなど遊び心があるものを作っています。これはデザイナー自身が、小物類は特に会話のネタになるものを重要視しており、趣味のまま、新しいものを提案していきたい、という思いがあるそうです。

blackmeansにはHiroshima Denimシリーズというものがある。これは原子爆弾の被害を受け、現在は平和の象徴として世界的に知られている広島をモチーフにしたジーンズを作っている。
デザインはblackmeansと比べると至ってシンプル。バックポケットに赤のラインが入ったデニムです。

実は広島県は岡山県に並ぶ優れたデニム加工技術を持ち備えた産地でありながら、一般的にはその事実があまり認知されていません。そのため、広島が世界に誇る技術を持った製品を生産しているという事実こそが復興を象徴していると考えているそうです。
ちなみにHiroshima Denimの売り上げの一部は、被災地への義援金として充てられています。
代表アイテム レザージャケット レザーパンツ メリケンライター 刺繍コインケース
最近取り扱いが増え、ますます人気のblackmeans。中でも大人気なのが上記の4つです。これらについて説明していきます。
レザージャケット

blackmeansのレザージャケットはブランドの代名詞たるアイテム。レザーのファクトリーブランドが作っているため、その質は良く、手作業によるエイジング加工などクオリティの高いもの。シンプルなデザインの他にもパンクな鋲ジャンタイプもあり、ロックが好きな方にも愛されています。
シンプルなもので約12万円ほど。スタッズなどのついたものは20万円ほどです。

レザーパンツ

こちらも人気のあるアイテム。よくあるバイク乗りのレザーパンツって太いのが多く、カッコいいんですけどなかなか合わせずらい。しかし、このレザーパンツはなかなかの細身。これを履くだけでロックテイストのあるコーデが組めるのでおススメです。
ちなみにblackmeansのパンツには腰回りに小物をぶら下げるDカンが付いているので、ウォレットチェーンやblackmeansの小物との相性抜群です。
メリケンライター

こちらも大人気のアイテムです。ネタアイテムかと思いきや本格的なつくり。手で握る部分にライターを入れるとこがあり、点火もできます。もちろんメリケンサックとしても使えます(笑)。
これを腰回りにアクセントとして取り入れるのが結構流行っています。少し前までは中古で定価(約8000円)と同じくらいで取引されるくらい人気でしたが、取り扱いショップが増えたことにより、若干値段が落ちました。しかし、依然として人気が高いです。
刺繍コインケース

最近特に人気のあるのがこの刺繍コインケースです。出せば即完売するほどの人気。腰回りに垂らすだけで、その色使いやデザインによりコーデのアクセントになります。
ちなみに別注のコインケースはプレ値が付くほどの人気です。2~3万円つくこともめずらしくないほど。

定価の値段帯
トップス 約5000円~5万円
ボトム 約3~15万円
アウター 約3~20万円
シューズ 約3~10万円
アクセ 約5000円~3万円
中古相場
中古相場ですが定価もそれなりに高く、人気のアイテムも多いため高いものが多い傾向です。
レディースのスカートや定価の安いTシャツは2、3千円と安いものもありますが、大体一万円を超えるものばかりです。
中でも高いのがレザーアイテムや人気の小物類です。レザージャケットは3~8万円、小物は定価近くでの相場となっています。
また、コラボものも多くそちらも高くつく傾向です。
URL
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません