CHRISTOPHE LEMAIRE
最近ユニクロとのコラボにより、一躍有名となったクリストフルメール。もともとはラコステの再建を担ったり、エルメスでデザイナーを担当したりといった人物。
そんな彼が作る服は究極のシンプル。無駄をそぎ落とし、着る人の動きまで計算したその服たちは日常着ながら品のある佇まいを感じることのできる代物。
このブランドの基本情報やデザイン、人気アイテム、中古相場まで大解説!
CHRISTOPHE LEMAIREの基本情報
ブランド名 | CHRISTOPHE LEMAIRE (クリストフ ルメール) |
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デザイナー | クリストフ ルメール |
国 | フランス |
立ち上げ時期 | 1991~ |
LEMAIRE(ルメール)は1991年にデザイナーのクリストフ・ルメールが立ち上げたフランスのファッションブランドです。

ルメールはクリーンでシンプルなデザインながら機能性も併せ持つミニマルなアイテムが得意なため、生涯に渡って着ていけるほどです。
今回はユニクロUでも大人気のルメールについてみていきましょう!
CHRISTOPHE LEMAIREの特徴

流行よりも「一生永く着られる服」をコンセプトにしており、洋服のシルエットやエレガンスさを軸に服を製作しています。なので極めてベーシックで洗練されたデザインが多いです。
さらに、そのシルエットは身に纏った時の動きまで計算されており、絶妙なボリューム感を感じることができます。
そのため究極の日常着といえるほど生活の中に自然に溶け込み、その中で微かにあるルメールらしさが沢山の人々を魅了しています。
CHRISTOPHE LEMAIREのデザイナー

クリストフ ルメールはティエリー・ミュグレー、イヴ・サンローランのデザインスタジオで働き、ジャン パトゥとクリスチャン ラクロワでラクロワのアシスタントとして経験を積み、1991年に自らの名を冠した「CHRISTOPHE LEMAIRE」のブランド設立します。
初めはレディースのみでしたが、その3年後にメンズコレクションを発表。クリーンかつミニマルなデザインが評価され人気を博します。
そして2002年から2006年の間、スポーツブランドのラコステのアーティスティックディレクターに就任します。ラコステの伝統を守りつつもクリストフ ルメールらしいデザインや色調を活かし、ラコステを再生させます。

また、ラコステのディレクターに就任した際、自身のブランドを休止していましたが、2007年にラコステのディレクターを引退後に再開します。
さらに2010年に、ジャンポールゴルチエの後継としてエルメスのレディスウェアのアーティスティックディレクターに就任します。エルメスの特徴を素早く理解し、自身が考えるエルメスの特性を表現しています。

彼の作るエルメスの洋服は着る人がその人の一部になるように素材を生かし着心地を追求、美しさに加え、機能美も備えた長く愛される洋服づくりを目指します。
そうして2015年に引退、その間休止していた自身のブランドを「Christophe Lemaire」から「Lemaire(ルメール)」に変更し再出発します。
それに加え、皆さんご存じのユニクロとのコラボレーション「UNIQLO AND LEMAIRE(UNIQLO U)」を展開します。

ここから彼を知った人も多いと思いますがトップメゾンを歩んだ彼のデザインが低価格で買えるということで発売当初は完売続出、モノによっては若干プレ値が付いたこともあるほどの人気でした。
人気アイテム コート
そんな lemaireの人気アイテムはやはりそのルメールらしい品のあるコートです。
ユニクロの初めてのコラボでも即完売。なおかつプレ値が付くほどの人気でした。
計算されたシルエット、無駄をそぎ落としたミニマルさ、仕立ての良さに素材、どれをとっても一級品。
流行に左右されることもないので、ぜひとも一生ものコートとして買いたい一品です。
定価の値段帯
Tops | 約¥20,000~ |
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Bottoms | 約¥30,000~ |
Outer | 約¥100,000~ |
CHRISTOPHE LEMAIREの中古相場
CHRISTOPHE LEMAIREを中古で買う場合
ルメールの中古相場ですが、名前改名前と改名後で値段が全く違います。
まず改名前のCHRISTOPHE LEMAIREの方は安く出回っています。流行に左右されないとはいえ、当然古いものなので価値は下がります。大体3000~15000円ぐらいで取引されてるみたいです。
ただ買うことを考えると今でも使える秀逸なデザインが多くあり、安く手に入ることもあるので掘り出し物が見つかるかも。
次に改名後のLEMAIREのほうは最近変わったばかりなのでとても高いです。大体1~8万くらいつく感じです。特にアウターやシャツなどは高くつきやすい傾向です。
査定者によってはLEMAIREをCHRISTOPHE LEMAIREと勘違いして安くつけてしまうこともあるので売る際は注意が必要です。
CHRISTOPHE LEMAIREを売る場合
先述した通りルメールは名前改名前後で値段が全く違います。
「CHRISTOPHE LEMAIRE」の場合は古いお品物なので安い値段でしか売ることができないでしょう。
ただデザインがルメールらしいものであればそこそこの値段で売れますよ。
「LEMAIRE」の方はかなり人気なので比較的高く売れます。特にアウター類は大人気なので高価格で売れます。
ただ査定者によっては評価にばらつきが多いブランドのため、ハイブランドを専門的に取り扱っている業者に見てもらうことをお勧めします。
中古での値段帯
Tops | 約¥3,000~ |
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Bottoms | 約¥4,000~ |
Outer | 約¥5,000~ |
*クリストフルメールのアイテムの場合は上記の値段帯です。
中古通販サイト
CHRISTOPHE LEMAIRE
LEMAIRE
古着バイヤーが見つけたおススメアイテム
相場を知り尽くした元リユース古着店の僕が見つけた相場よりも安いおススメアイテムがこちら!
ルメールとサンスペルがコラボしたパジャマシャツです。
19ssにスタートしたカプセルコレクションのアイテムでルメールがサンスペルのジャージーアンダーウェアや、
ボクサーショーツ、パジャマのアーカイブを吟味。
その結果サンスペルの素材の伝統継承やイノベーションと、ルメールのコンテンポラリーな美的感覚や
ディテールとカッティングへの細やかなこだわりを反映したコレクションとなっています。
こちらのアイテムはダブルのポケットや配色のパイピングなどパジャマのディテールを受け継ぎながら、
ルメールの手により上品なポプリン生地をプリントした贅沢な一品となっています。
定価も5万円ほどと高価だったものが新品タグ付きで一万円ちょいとかなりお安くなっています。
ルメールにしては珍しい柄のアイテム、着こなすとかっこいいですよ!
ぜひチェックしてみてください!
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